◆ レッド 赤 ◆
赤は最も波長の長い色であり、電磁波の赤外線に最も近い可視
光線(人間の目に見える光)です。赤は赤外線の波長を越えたと
ころで色として発現しますが、熱や暖かさとは密接な関係が続
きます。
岩でさえ、十分に熱せられるとあかくなります。この現象は、
火山が噴火して溶岩が地表に流れ出るときに見られます。
◆◆ 生きている赤 ◆◆
人は赤い色を見ると本能的に不安を感じます。これは、赤が熱ややけどの危険と結び付けられるからです。
赤い光は、擬似的に炎を作り出して快適さを演出するために利用されます。熱と赤が多すぎると生物は火傷をしてしまいますが、適切なレベルであれば生命をサポートし、心地よさを与えてくれます。
部地理的な活動とそれを支えるエネルギーも、赤のバイブレーションを持っています。スピード、危険、大胆さ、勇気を伴う活動では、赤の特性が強くなります。
◆◆ 感じる赤 ◆◆
性的関心、情熱、怒り、攻撃性などのあからさまな感情表現は、必ずしも扱いやすいものではありません。
「赤」の感情が表れている時には心臓の鼓動が早くなり、毛細血管が拡がって皮膚に赤みがさし、身体が温かくなるのが感じられます。
また、赤は緊迫感を感じさせる色と考えられています。これは思考プロセスに影響し、落ち着きがなく短気な状態を引き起こします。その結果、赤は非常に身勝手な振る舞いや個人的な欲求に対する関心の集中、そして何よりも(自分だけが)生き残ることを優先する態度を生む原因になります。
赤は、生命の物質的な側面、つまり生きていくための過程に意識を向けさせます。人が生存するために必要なものを象徴している色です。
人生はつかみとるものであり、”今”を生きるべきものです。もし赤がなければ、私たちは現実とのつながりが途切れ、この世界で自分の夢を生きることができずに無関心でやる気のない状態になってしまいます。
赤が与えてくれる基礎がなかったら、人はみな空想世界への逃避を夢見るだけになってしまうでしょう。
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赤は、地球の赤のエネルギーに根ざしている人間の状態を維持させてくれます。
大地と距離を置いて暮らす人や、地球と切り離されている人たちは、地球に対してひどい仕打ちをする傾向があって、赤と関連付けられているネガティブな性質を見せることが少なくありません。
具体的には、自己中心的で、地球全体だとか世界規模だとかいうよりもむしろ、自分のことにしか興味がなく(自分だけが)生き残ることや目先の安全ばかりを気にかけます。
再び自分と地球とのつながりを取り戻し、長期にわたって健康でいるために、赤の色が必要なのです。地球が私たちを支えてくれるように、私たちも地球を支える必要があります。
お決まりのスポーツカーは「力強さ」「直接的」「自己完結的(自分のことに夢中になる傾向)」という赤のエネルギーの性質をまとめて表しているといえます。
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こんな時は、レッド 赤を・・
- 生きることへの情熱や関心を持てない
- エネルギーが不足し、疲れきった感覚
- 夢を具体化し、現実にする力がない
- 不安定な感覚、漠然とした恐れや不安を感じる
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大胆で躍動的な人物という印象を与えたい時は、赤のスカーフ・ネクタイなど赤色のものを身につけます。
面接や人前で発表するときなど、自分に自信を持ちたい時には特にに効果的です。
また、人が集まる席で知らない人に神経質になってしまいそうな時にも、役に立ちます。
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健康と幸福をもたらす光と色
【カラーヒーリング】サイモン&スーリリー著より抜粋
サイモン・リリー:1974年から自己開発ワークに深く関与し’86年からヒーラーとして活動、’91年にクリスタルセラピストの教育機関であるICGT(institute of Ceustal and Gem Therapists)の主任講師に就任。ツリーエッセンスその他、各種新しいエッセンスを開発(グリーンマンエッセンス)バイブレーショナルヒーリングの分野でさまざまなテーマについて著作活動と教育活動を展開中
スー・リリー:1978年よりヒーリングのためヨガと占星術の指導活動を開始、補完医療の分野で活動中。専門分野はネシオロジー、カラーヒーリング、フラワーエッセンスなど、瞑想センターの運営や各種団体の会長職を歴任、現在も補完医療やヒーリング関連団体の顧問を兼任。
◆イギリス・デボン州在住:長年にわたるカラーヒーリングの実践者であり、オーラソーマの創始者であるヴィッキー・ウォール女史とも一緒にワークをしていました。
・クリスタル&ジェム・セラピスト協会(ICGT)上席教官(サイモン&スー・リリー氏)
・英国クリスタルヒーリング関連団体連盟 (ACHO)議長(スー・リリー氏)
・英国フラワーエッセンス協会(BFVEA)会員・英国フラワーエッセンスプロデュサーズ協会(BAFEP)会員および代表
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